美容師 Hitomiの blog

本宮DISCOVERY ヘアスタイリストHitomiのblogです。 岩手・盛岡

南中物語。 vol.1 (復刻版)







この物語は、


1995年~1997年あたりの見前南中学校(略して、ナンチュー)を描いたリアルな思い出ストーリーである。















f:id:jacksonito32:20160414155812j:image

「 南中物語。 vol.1 ~僕らの時代~」









岩手県盛岡市 見前南中学校。

現在では、「みるなん」と略されることが多いが....


私の時代は、「ナンチュー」と呼ばれていた。
(たぶん。)






当時、バスケ部でも

「ゴ~ ゴ~ レッツゴ~~ ナ~ン~チュ!(パンパンパン)」

と、リズムよく手拍子しながら試合を応援するかけ声があった。








現在も、私ヒットミーは 現役南中生をヘアカットしているが





お店でお客様と話すときは


なんとなく「みるなん」という呼び方をしている。














盛岡市と言えば、北海道の方たちもびっくりするくらい


冬場、気温だけはかなり冷え込む街である。
(雪もふるけど。)



道路が凍るのは、当たり前である。









discoveryにいらっしゃる他県のお客様にも、


「盛岡って、こんなに寒いんですね。」



と、よく言われる。












そう。









あの頃の 冬のナンチューと言えば、

f:id:jacksonito32:20160414155858j:image
手袋がわりに、軍手を着用するのが流行った。

(たぶん他の中学校とかでも流行ったのかな。)





校則で決められてるんじゃないか。くらい、みんな着用していた。





とくに男子。











間違っても、
f:id:jacksonito32:20160414155901j:image
黄色いプツプツがついたのじゃなく。





前も、後ろも 真っ白な軍手が流行ったのである。



ちなみに、


軍手が真っ白すぎると、「買ったばっかり感」が ややダサかったような気がする。




「使ってる感ある、くすんだ汚れ」が、軍手のイケてるポイントだった気がする。














大きめサイズのウィンドブレーカー(ナイキ)に、
f:id:jacksonito32:20160414155902j:image
ゆとりのある軍手。そして、カラフルな小さめのビニール傘。

ザックは、なるべく下までさげて背負い。


ジャージは、サイズ大きめを腰パンするのがかなりイケてた。




おしゃれな服屋さんの紐ついた袋なんかは、わざわざ学校に持ってくるのがイケてた。









私は、軍手を買い




f:id:jacksonito32:20160414155929j:image
古着屋で買ったカサカサしたウィンドブレーカーなのかよくわかんないやつを買った。

なぜか、ブルーに赤いラインが入ったやつを買った。






ファッションとか、よくわかんなかった。








ナイキのは、買えなかった。




とりあえずカサカサしてるやつなら、なんでもよかった。









家で着てみたら、思ったより小さかった。



f:id:jacksonito32:20160414164216j:image
えりがないから、南中ジャージがはみ出していた。











ただし。




わりと、気に入っていた。















さきほど、言った通り


私はバスケ部だった。






とある練習試合だったか、なにかの試合で






この、古着屋で買ったウィンドブレーカーを着ていった私は










f:id:jacksonito32:20160414155948j:image
とある中学校の方たちから、注目を集めた。

(記憶が定かではないが、こんなジャージの中学校があったはず。)






















f:id:jacksonito32:20160414160128j:image

カサカサしてるのは、別として











f:id:jacksonito32:20160414160139j:image
色合いは、完全にかぶった。








f:id:jacksonito32:20160414165735j:image
知るわけがない。


まさか、どっかの中学校ジャージと色合いかぶるなんて。


知ってたら、買わなかったよ。











そう。





松園中学校である。
(たしか、そうだったような。)













バスケ部の仲間から、突っ込まれた記憶がある。




「色、かぶってんぞ。ひとみ。」
























あの頃の僕らは、寒さなど気にしなかった。

















~ 完 ~