スプリナージュ黄昏物語。第1話。
「だから...俺に、どうしろってんだよ!?」
「あなたの生き方には口出ししないわ。私は、茶碗を洗ってほしいだけ。それだけよ。」
「俺が、洋太と美優を風呂に入れてんだぞ!料理と茶碗洗いはお前の仕事だろ!」
「風呂って...、洋太と美優は もう自分たちで入れるじゃない!
私、手荒れ痛いの我慢して料理してるのよ!
それに、茶碗洗ってからも洗濯ものたたんだり、それから...お弁当の準備したり...
あなたは、ご飯食べて お酒飲みながら『プロフェッショナル仕事の流儀』観て、こたつで寝てるだけじゃない!!」
「だから...
俺は、仕事で疲れてるんだぞ!」
「聞きあきたわよ!その台詞!私だって、疲れてるわよ!あなただけじゃないのよ!?」
「...わかりました。もう、いいです。もう、何も頼みませんし、お願いしません。
もう、私たちの前から消えてください。お願いします!」
「私たちって、何だよ。
なんで、子供含みなんだよ。
そんでお前...
なんでマジで怒ると敬語になるんだよ。」
「..........。」
「な...。」
「なんだよ...。この卑猥な漫画は...!?」
「そこじゃなくて、次のページ。」
「こ、 これは...!?」
つづく。
↓第2話へ、急げ!(^^)↓