普通の美容師の、普通のこと。
ヒトミです。
今日も、ピンクのシャンプーにまつわる話です。
日曜。
一人営業だったのですが、
ラストの 常連のお客様の出来事...
カウンセリングが始まり...
「姉さん。今日、どうしやす?」
「なんにも決めてないです。お任せで。」
「切ります?長さ。」
「もう少し、伸ばしたいかなって。お任せで。」
「色は? 」
「お任せで。(※だから お任せっつってんじゃん。)」
ある程度、常連さんだと
「ヒットミーの、お任せちょうだい。」が よくありますので
あらゆるオーダーを予測して、
準備してた秋冬スタイルのご説明に
入らせていただきましょう、
と、思って
前髪の上の段をふんわりさせるイメージとか、
毛先の黄色みをいかした
秋冬の アッシュベージュのイメージとか
伸ばし中の毛先の厚みや段差など
写真で いざ 説明しようかなと思いましたら
突然、お客様 「ふ~~ん...。」
って
「え? まだ僕 何も言ってないですけど。」
と、思いましたら
私の「相棒」が目にとまったようで。
(※相棒たち。ですね。)
「これ。シャンプーですか...?」
「......。 姉さん、ソレ。
すっごく イイよ。 」
※すでに、苦手な販売トークはあきらめてます。
「香ってみて、いいですか?」
「片っ端から、どうぞ。」
(販売トークなんて、いらない。できない。)
「じゃあ、コレ ください。」
ほんとに、ありがとう。の気持ちでいっぱいです。
「知ってもらえるだけで、OK」
僕は美容師として、このピンクの愉快な仲間たちが、普通に一番好きなので
必要なお客様にだけ
知っていただければ、と思っております。
日曜、買ってくださったお客様も
今 このblogを読んで
「なに 勝手に私のエピソード載せとんねん。」
と、突っ込んでおられるかと思います。
いつも、次の入荷まで
手書きで書いた ヒットミーPOPちゃんたちが
ちょっと、さみしそうにしています。
愛情のない商品に、俺はPOP書けない。
「知ってもらえるだけ、ありがたい。」です。
ただ、なんとなく
オチもないけど、
ピンクのシャンプー
大好きです。
そして、その想いをお客様と共感しあえるのが
楽しいです。
DISCOVERYには、ノルマなんてないです。
「瞳が真剣にお客様に向き合って、本当にお客様が喜ぶ、為になる商品 メニューをちゃんとお伝えしよう。(今、その商品を)必要のないお客様に売るのは違うくて、必要な人に 必要なことちゃんとお伝えしようぜ。」
みたいな感じのことを
店長が言ってました。
(※本人は酒飲んでて覚えてないかも。笑)
そういう、真剣、真心な感じで
これからも やっていきます。
ありがとうございました(^^)
では、また!